仕事や家事が忙しくなってくると、「なんで私がこんなことしなきゃいけないの?」と衝動的に思うことはないでしょうか。
なぜ思うのか。それは、自分がそれをやる意味が納得できないから思うのです。現状を知るには、知識をつけて、具体から抽象的に考えるしかないのです。
例えば、「男は仕事、女は家」という考え方。結婚する時に、この答えが自分の中ででていないと、なんのために仕事をするのか、家事をするのかがわからなくなります。
自分はなんのために働くのか、家事をするのか、パートナーとどのような価値観で生活をしたいのかイメージしないとゴールが見えません。
どのような目的のためにそれをするのかを想像するのです。
そのようなイメージの一例として、これから結婚したら「男は仕事、女は家」という考え方の個人的な考察を述べます。
女性がワンオペで家事をすることを否定的に表現している世の中で、妻も夫も共に家事をやるのが理想です。
例えば、弁護士みたいな収入の多い男性と結婚して、家事もすべてお金が解決してくれて、夫婦関係もなにもかもうまくいっているという状態は、全体的に見たら少数派なのではないでしょうか。
昔から提示されているこの「男は仕事、女は家」という考え方は、妻側の意見と夫側の意見、両方あると思います。
この記事の執筆者は、夫(男性)だから、一家の主として何がなんでも働かなくてはいけないという昔からの考えに疑問を感じました。
女性側のワンオペという言葉があるなら、男性側のそのような意見もあっていいのではないかと思ったからです。
女性も男性も働く、共働きだったらどのような良い面があるのでしょうか。まず、2人で合算した年収になります。
最近でも女性は高収入のハイスペックな男性と結婚するのが理想とされているでしょう。しかし、そのような男性と結婚するのが目的になってしまうと、相手の人柄だったりを軽くみることにもなり兼ねません。
恋愛コラムニストの神崎メリさんは、「ど本命」と結婚するのが幸せな結婚生活を送る方法だと言っています。
様々なことがある人生(結婚生活)ですが、そこでお互いに話し合いながら歩んでいくのが必要です。相手が何を思っているのかを感じとれるような自分であるには、本当にその人を思うことが大事なのではないでしょうか。
なので、女性の結婚において、高収入の男性を選ぶのは必ずしも第一条件ではないと考えます。
だったら、お互い働いて、夫婦で合算した年収が1000万円くらいになれば上出来なのではないでしょうか。
(私はまだ旦那さんの助けになるほどライターとして働けていませんが。)
次に、2人で合算した年収になるなどの理由から、お互いに心強いです。
相手が怪我や病気をした時に、もう一方が仕事をしていたら心強いのです。
恋愛コラムニストの神崎メリさんは、ブログの中でお互いに収入があると、相手に何かあった時に助けになるといったことをおっしゃっています。
ここまで、夫婦で共働きであることの良い面を述べてきました。
なぜ働くのかについて、視点を近くから遠くへ広げてみると納得できます。
働いていて忙しくなってくると、やけになってしまう瞬間もあります。
その瞬間が成長できる時でもありますし、自分のやっていることを遠くから抽象的にみて納得するのが大切です。
現在、実際に共働きが主流になっていますが、それはこのような時代の流れからも言えるのではないでしょうか。
2009年に「新語・流行語大賞」のトップ10に「草食系男子」が選ばれました。
同時に肉食系女子という言葉も流行ったのを覚えています。
また、2010年後半からジェンダーレス系のファッションや考え方が世の中に浸透し、2015年頃から本格的に普及しました。
かわいい男の子やかっこいい女の子というイメージがポジティブなものとしてあります。
男性が女性化し、女性が男性化しているというのは、何も悪いことではなく時代の進歩なのではないでしょうか。
今までもこれからも男性が女性、女性が男性へと進化していくと言えるのではないでしょうか。
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